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復活のM
本日は久しぶりに修理のM氏と同行。先日飛び込み営業で知り合ったお客さんのところに一緒に伺います。
先方の悩みを事前に聞いていましたが、どうやらケース用ボーリングマシンのシリンダーが調子が悪いようで他社の機械屋さんに
電磁弁が故障しているが廃盤で手に入らない。と聞いていたようだ。仮に手に入ったとしても数十万円かかるといわれたらしい。
客先に来る前に症状をM氏に伝えたところ「そりゃ電磁弁じゃねえな。リミットかタイマーが怪しいな。」と言っていました。
客先に到着し早速機械を見せてもらう。スイッチを入れるとシリンダー動くが稀に戻らない時がある。お客さんは停止スイッチを
押して戻していたようだ。何度か機械を動かし・・・戻らない。M氏がリミットを軽く押してみるとスッと戻った。
やはりリミットが原因なのが濃厚だ。となればリミットを外し品番を確認し、後日交換と思ったところでM氏の目がギラっと光る。
おもむろにシリンダーに付着している木くずを落としだす。「もしかしたらゴミが原因かもしんねえ。」
どうやらたまった木くずがリミットの妨げをしているようだ。シリンダー付近を掃除したら調子が良くなったのでしばらく様子を
見てもらうことで落ち着いた。
結果M氏の読みがズバリ的中で医療で言うところのセカンドオピニオンが成功した形だ。
お客さんも数十万円の修理か同じ機械を買うかで悩んでいたようなのでご満悦だ。
もしこのブログをご覧になっている方で修理のお悩みがございましたら、当社の「失敗しない男」にお任せください。