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フォークリフト免許物語
本日から4日間フォークリフト免許取得のための講習です。運転操作のさわりだけ諸先輩方に教わり講習に臨みます。
1日目は教室に軟禁され学科の講習です。教官の名前はH教官。H教官と言ってもいやらしいことを
教えてくれる先生ではありません。しっかりと時間いっぱいフォークリフトの構造や種類、運転ルールなどを丁寧に
教えてくれました。夕方に学科のテストをし無事合格。正直楽勝と思っていましたが、文章校正が難しく引っ掛け問題
のようなものが多く難しかったです。
2日目からは最終日まで実技をひたすらこなします。受験者が15名いたので2組に分かれて講習を受けます。
私の組はバッテリー式のフォークリフトを使用しての実技講習になります。まずは教官が見本を見せてくれ、その後
順番にフォークを操縦していきます。
H教官「じゃあ、まずは1番さんから行ってみましょう。」
私「・・・」
H教官「1番さん。お願いします。」
私(1番さん?Mr.1?.No.1!そうか私のことか!!)「はい!」
どうやらH教官は私のことを学科も実技もNo.1と思い込んでいるらしい。フォークの操縦は初心者だが期待に応えてやろう
ではないか。
3日目もひたすら実技。明日の夕方が試験なので気合を入れて頑張ります。
今日はH教官が他の講習を教えるためK教官が本日の担当になります。
日替わりで他の男を充てがいやがるとは、やってくれますね。
最終日
ようやく試験です。目安のタイムは8分間。荷物のある地点まで走り、荷の積み取り、
コースを一周し、荷を枠内に降ろしてゴールをするまでのタイムだ。8分を超えてしまうと
減点の対象になります。練習では7分30秒くらいで出来ていたので練習通りにやれば
合格間違いなしです。
本番では思っていた以上に緊張し普段ではしないようなミスを一度してしまいました。
立て直してゴールイン。何度か教官が紙に書き込んでる様子があったので何点かは減点されて
しまったと思います。
あとは他の人たちが終わるまで待機をし結果を待ちます。普段は神様に祈りなどしない私ですが
この日ばかりは神様に祈りました。落ちたら会社で何を言われるか分かったもんじゃない。
ケチョンケチョンにこき下ろされ、ミソだクソだ言われてしまいます。ヤバい頼むマジで!
・・・・神様どうかお願いします。
結果
全員合格🌸
楽勝です。完全勝利です。赤子の手をひねるかの如くの合格でした。目を瞑ってでも受かります。
オリンピックの種目でフォークリフトがあれば金メダル間違いなしの腕前でした。
これで仕事の幅も広がります。フォークリフト免許保持者として恥ずかしくないような操縦を
心がけていきます。
完